アロエの効能と育て方

アロエは、鉢植えか屋外の土地に直接植えて育てます。ただ、雪や霜が積もるような土地では、屋外で育てることはできません。

鉢植えで屋外でアロエを育てる場合、日光を十分に当ててください。寒冷期には室内へ退避しましょう。

鉢植えで室内でアロエを育てる場合、日照、風通しの良い場所を選んでください。日陰気味ですと、ひょろひょろのアロエになってしまいます。

梅雨時から夏場、風通しの悪い場所ではアブラムシが発生する事があります。発見したら水道にホースを接続して水流を強くして洗い流すのが良いでしょう。

室内では問題はないのですが、屋外で育てているときに氷点下になるような場合は渇水状態にして葉の水分濃度を高くする事によって耐寒性は高くなります。葉が一時的に赤くなったり、葉先が枯れるなどの事はありますが、全体的に葉が残れば、春になれば持ち直して緑が戻ります。

栽培するときの用土は、赤球など（水はけの良い土）に腐葉土を8：2または7：3程度で混合すると良いでしょう。鉢底に砂利を敷くなどして排水を確保し、根が蒸れないようします。

肥料は、野菜用や花用の化成肥料でＯＫです。栄養過多ですと根が腐るなどのトラブルがあるのでご注意を。

水遣りですが、葉に十分に保水しているアロエですので、天気任せでも調子が良いようです。

夏場は水遣りが必要ですが、暑い日中に水遣りをすることは避けてください。アロエが煮えてしまいます。夕方か午前中早い時間帯に鉢が抜ける程度、周囲から水をかけてやりましょう。

春秋は３～４日に一度、鉢底から抜ける程度で十分です。冬場は水を吸い上げないので、水をあまり与える必要がありません。